Kyocera Tzoom
2019年 05月 04日
このカメラの“売り”は、Carl Zeiss Vario Tessar 4.5-8/28-70にあるといって過言ではないでしょう。というか、それしかありません。
ツァイスの名に恥じることのない写りで、色乗りもよくトーンの出方も素晴らしいものがあります。
28-70mmという焦点距離もなかなか通好みですね。
ただ、広角側での周辺光量落ちは顕著ですが・・・。
恐らく京セラのフィルムカメラとしては最後発の部類じゃないかと思いますが、カメラとしての
出来もなかなかいいものがあります。
調べたら前面のみではありますが金属製ということで、なかなか高級感もあります。
でも、やはり普通に使う分にはコンパクトフィルムカメラです。
レンズがツァイスでなければ今頃はジャンクワゴンの住人になっていたに違いありません。
そう考えるとツァイスというブランドは今更ながらですが、すごいものです。
かくいうワタクシも立派にツァイス菌の感染者で、T*の文字を見ただけで
このカメラが宝物になっております。・・・ホント、病気ですナ~~。
2010/12記
by kizaigasuki
| 2019-05-04 16:16
| フィルムコンパクトカメラ